MOLL FRANDERS  モール・フランダース  運命の女
 原作  ダニエル・デフォー         
 脚本 アンドリュー・デービス
 演出 デビッド・アトウッド         
 撮影 イワン・ストラスバーグ
 製作 グラナダ・テレビジョン       (イギリス 1996年)         
 音楽 ジム・パーカー
 出演者 

アレックス・キングストン
(モール・フランダース)

    トム。ワード
 (レミュエル)三回目の夫

 ダイアナ・リグ
  (レミュエルの母)

(ルーシー・ダイバー)  

   (銀行家ブラント)
     五回目の夫

   ダニエル・クレイグ
  (ジェミー)四回目の夫
ストーリー1
17世紀のイギリスで服役中の囚人を母に獄中で生まれ、孤児なったモールを悲惨な生活から救い出してくれたコルチェスータのリチャードソン市長。彼はモールを娘のように育てる。知性と美貌を兼ね備えたレディに成長し長男のローランドに恋をするが騙される。ローランドの弟ロビンがモールと結婚し5年後に死別する。モールはロンドンに行き美貌で社交界の花となり織物商のドーキンスと二度目の結婚をするが、夫は浪費家で破産してしまう。夫は単身フランスに逃亡しモールは一人残されてしまう。
ストーリー2
ケント州チャトムにやって来たモールは夫と死別した金持ち女というふれこみだった。そこでレミュエルと知り合う。彼は誠実で財産がなくても愛があれば充分だという考えで船長をしていた。それ以外にもバージニアに農場を三つと年に1000ポンドの収入がある。モールは自分は本当は財産のない身の上であることを話すがレミュエルは求婚する。結婚後二人はレミュエルの船で夫の故郷バージニアに帰る。迎えに来た夫の母親は持参金のないモールを罵るが、息子レミュエルのモールに対する本当の気持ちを知り家族として迎え入れる。モールは秩序正しく幸せに暮らす。手に焼印のある囚人達も、この土地では刑期を終えると土地を持てるという事を夫から聞かされていた。夫の母から自分が、もと囚人で産んだ娘のことが気がかりだったと聞き、モールは生き別れになっていた母親が夫の母であることを知ってしまう。夫は自分の血がつながった弟だった。モールは近親相姦の罪の深さを考え夫を受け入れられなくなり家の中の空気が重く辛いものになっていく。夫はモールの仕打ちに腹を立て憎しみを抱くようになる。モールは母親に自分が実の娘で夫が弟であると告げ子供二人を残し財産を分けてもらいイギリスに帰って行くが、船は嵐にみまわれ財産の積荷は全て流されてしまい200ポンドだけになってしまう。モールは再び、夫を亡くした裕福な貴婦人を装いランカスターに豪華な馬車で乗りつける。ホテルの最高の部屋に宿泊していると、ある女性が兄に会って欲しいとモールを訪ねて来る。モールは自分の歓迎パーティで申し出どうり兄(ジェイミー)に会い親しくなる。そして結婚を申し込まれる。
ストーリー3
モールの四回目の結婚相手はジェミーで式が終わると夫の故郷アイルランドにハネムーンに義妹と共に出発する。翌朝、モールに財産のないことがわかるとジェイミーは行方をくらませる。そして妹だと思っていた女性が夫の情婦で彼自身も全く財産がないことがわかる。すてられたモールは馬車で帰る途中に盗賊にあい馬車に乗り合わせていた牧師、銀行家のブランド達全員が金品を取られてしまうが、その盗賊はモールの夫ジェミーだった。モールは一緒に連れて行って欲しいと懇願するが、彼は全員から盗んだ金品をモールに渡し去ってしまう。銀行家のブランドはロンドンに着いてからもモールの世話をしている。その後ブランドと結婚し子供も授かるが、ブランドが仕事の失敗で破産してしまい、そのショックで急死する。モールは子供達を夫の身内に預け、たった一人になってしまう。どうすることもできなくなり悪の道への転落がはじまる。盗みを繰り返し生きていくモールだった。 
ストーリー4
魔性の女になりたくないとモールは神に祈る。目前で女泥棒が捕まるのを目撃するが盗みを重ねるモールはある日ダンスの稽古を終え迎えを待つ少女メアリーを言葉巧みに送って行くと言い、靴紐が切れた振りをして彼女からお金を盗み騒がれたので口止めをするが帰宅後、自分のしたことを後悔する。モールはルーシー・ダイバーという女泥棒に下宿屋で出会うが、少し前に自分の目前で捕らえられた泥棒だった。ルーシーにコンビを組もうと持ちかけられ同意する。時計を盗んだモールはルーシーと共に序序に大胆になっていき、二人はお互いに惹かれ合うようになっていた。そんなある日、ルーシーが再びモールの目前で捕らえられ、裁判後に絞首刑に処されてしまう。それ以来モールは自暴自棄になり身体まで売るようになっていた。エスカレートしていくモールだったが、とうとう捕まってしまい死刑を言い渡されるが身ごもっていると申し立て次回の審判を待つ状態にあった。その頃ジェームス・サリバンが投獄されてきた。その男はモールの四番目の夫ジェイミーだった。モールは一時間の猶予を看守からもらいジェイミーの牢屋に行き再会し求め合う。ジェイミーは裁判でバージニア流刑を申し立て認められる。モールに必ず助けに来ると言い残しバージニアに流される。モールは自分が助かる方法として、身体を売ったサー・リチャード・グレゴリーの妻マーサに助けてくれなければ全て話すと交換条件を出して欲しいとジェイミーに頼んでいた。モールの絞首刑が執行される直前にジェイミーがサー・グレゴリーの恩赦を受けたと迎えに来た。二人は新大陸バージニアに渡り、模範的市民として幸せな家庭を築く。
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